瀬戸内海では淡路島について2番目に大きな島「小豆島」。
自然の景色、伝統ある食文化や風習が今も残る魅力的な島です。
まずは、「二十四の瞳映画村」へ。
不朽の名作「二十四の瞳」の作者の壷井栄さんは小豆島出身です。
第二次世界大戦の時代を生きる中で変わっていく生活と巻き込まれていく様子を「おなご先生」の目線で書いた小説は、何度も映画化、ドラマ化されています。
実際の撮影も小豆島で行われた部分も多く、この映画村は、昔の名残を感じられる懐かしさいっぱいのセットが見学できる施設となっています。
昼ごはんは、創作郷土料理「暦」へ。
壷井栄さんの文学に魅せられ、作中に描かれている島の食や風習、そして当時から今も残る島の特産である醤油、そうめん、ごま油、オリーブ、佃煮、 そして地元産の魚や野菜を味わえる、古民家を改装したカフェです。 海を見ながら、いただきます♪
続いて、ヤマロク醤油へ。
香川県の醤油の生産量は全国5位、そのうちの半分は、400年の醤油づくりの伝統を持つ小豆島で作られています。 ヤマロク醤油では、これからも昔ながらの木桶で醤油を仕込むために、2011年から「木桶職人復活プロジェクト」を始めている醤油蔵です。 木桶が並ぶ醤油蔵も見学させてもらえます。見学している間も、木桶を作るコンコンという音が聞こえてきていました。
ぶらりと歩いたのは「醤の里」。 歩くだけで、しょうゆの香りがしてきます。
お土産の買い物に、島の佃煮会社さんのアンテナショップ「京宝亭」へ。 小豆島の佃煮は、昔から作られていた醤油を残しつつ、戦後の食糧難の時代に日本各地へ届けられ、今も島の中心産業の一となっています。
小豆島へは、香川県側からは高松港から、また本州側からは岡山や神戸からも渡ることができます。https://shodoshima.or.jp/access/
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