《さらべつチーズ工房》チーズ4種詰め合わせ
北海道十勝・更別村で、野矢さん一家が営む「さらべつチーズ工房」があります。
JAL国際線のファースト・エグゼクティブクラスで提供されたり、2008年洞爺湖サミットで各国首脳に振る舞われたことでその名が知れ渡りました。
野矢敏章さんがチーズづくりにのめりこむきっかけになったのは、妻の三知子さんと、地元の大手乳業メーカーのOBが教えるチーズ作り教室にたまたま参加したこと。
かねてから酪農家を夢見ていた野矢さんは、早速、本場ヨーロッパ視察へ。そこで学んだチーズづくりを地元で実践&研究。すると、この更別の風土がチーズづくりに見事にマッチしたのです。
野矢さんのチーズづくりに欠かせないのが ‘手間を惜しまない’こと。地元・十勝の良質な牛乳を使い、カビや乳酸菌など全て自家培養で作られます。菌を培養するところから始めるチーズ工房は、そうそうありません。
また、多くのチーズ工房は、水分の蒸発や雑菌繁殖を防ぐため、外側にロウやワックスを塗ります。ところが野矢さんは、美味しいチーズを作るために欠かせない菌を大切に育てるため、1年365日毎日欠かさず、チーズの状態を見極めながら乾布巾でチーズを磨いています。「おいしくな~れ!」と言いながら、ひとつひとつ丁寧に。
残念ながら、さらべつチーズを始めた敏章さんは昨年、ご逝去されましたが、息子さんが父上の技術と情熱をしっかり受け継ぎ、敏章さんと変わらぬこだわりのチーズを作っています。
十勝の大自然の恵みをギュッと閉じ込めた、野矢さんの愛情がたっぷり詰まったチーズをどうぞお楽しみください。ひとつひとつ手作りしているため、大量生産ができません。状況により、発送までに時間がかかる場合がありますのであらかじめご了承ください。

◇酪佳 100g前後
12ヶ月以上長期熟成させた、深い味と強めの香りが特徴の半硬質タイプのゴーダチーズ。「洞爺湖サミット」提供。
*お勧めの召し上がり方:パスタにすりおろして。おろした「酪佳」、おかか、醤油をあつあつのご飯に混ぜ、おにぎりにして海苔を巻く。間違いない美味しさ。バゲットにハムや生ハムと併せて。フルボディの赤ワイン、純米酒と相性が良い。

◇スモーク酪佳 100g前後
かしわチップでスモークした「酪佳」。燻製独特の風味がくせになります。「洞爺湖サミット」提供。
*お勧めの召し上がり方:ビールやハードリカーと。焼酎にも合います。

◇きまぐれブルー 100g前後
さらべつチーズ工房1番のお勧めチーズ。ブルーチーズ独特の風味に加え、さらべつチーズ工房ならではのコクと旨味が凝縮された逸品。ブルーチーズは苦手という方をも虜にする絶品チーズ。
*お勧めの召し上がり方:赤ワインや甘口ワイン、純米酒、甘口の日本酒と。パスタソースやステーキソースにも。はちみつとの相性が良い。細かくカットしてサラダのトッピングに。

◇スノーホワイト 80g前後
柔らかく優しい甘みと酸味が特徴のフレッシュ(ソフト)タイプのチーズ。
*お勧めの召し上がり方:蜂蜜をかけデザートのように。フルーツやジャムをかけても、スモークサーモンや生ハムに添えても。軽いフルーティーなワインやシャンパンとご一緒に。